-第58回-
パソコン競馬ライター市丸博司さん
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JRA-VANの使い方[4]騎手
「私の競馬はちょっと新しい」に登場してくださったのは6人の騎手だった。
順に並べてみると、
松岡正海騎手(第4回)
池添謙一騎手(第14回)
福永祐一騎手(第34回)
石橋脩騎手(第42回)
浜中俊騎手(第49回)
菱田裕二騎手(第56回)
以上となる。
話を聞いてみると、騎手の方々は、それぞれ大事にされているポイントが違う。
しかし、話を伺った方たちに共通しているのはそれぞれJRA-VANをうまく利用されていることだった。
松岡騎手は、特別登録馬(日曜夜)や決定ハンデ(月曜)を見ることに始まり、前週の成績で結果を分析したり、よく知らない馬を頼まれたときにVTRを見たり。
「My注目馬」を登録して動向を追ったり。
JRA-VANを縦横無尽に使われていた。
池添騎手は、木曜に週末の出走馬を見ることに始まり、レース結果、他騎手の情報など多種多様の情報をチェックされている。
変わったところでは、待受け画面にもJRA-VANを活用されているということだ。
福永騎手は出走馬などの情報をケータイで見て、パソコンではレース映像を入念にチェックされている。
特に初めて乗る馬は何度もチェックするという。
見るポイントはスタートでの駐立、道中の掛かり癖、ハミ受けなどなど。映像と返し馬の感触によりほとんどの馬のクセはつかめるのだという。
石橋脩騎手は、週末の出走馬チェックが毎週の恒例行事。
「本日の騎手」欄で誰がどのくらい乗っているのかなどを見るのも楽しみだという。
成績、出走馬などのデータはもちろん、各種ニュース、重賞の調教動画も見ているとか。
浜中騎手がよく見るのは、やはりレース動画。
iPhoneを駆使し、はまると夜中までずっと見ている。
テン乗りの馬では過去のレースを何度も見て、たとえば前回1200mで今回1600mならばどう乗ればいいのかをシミュレーションする。
馬込みでも大丈夫か、どのくらいの扶助で動くか。
自らを「競馬おたく」という浜中騎手。
競馬に関わることは飽きることがないという。
菱田裕二騎手は、iPhoneでJRA-VANを駆使。
データで馬場状態別の傾向をチェックしたりして、自分の感覚とのずれを修正したりするという。
レース映像は、過去のレースについては引っかかるクセがあるのか、砂をかぶっても大丈夫かなどをチェック。
結果がよかったときと悪かったときを比較して、それぞれのポイントを確認している。
みなさん、それぞれJRA-VANをうまく使って騎乗に役立てている。これは凄いことではないだろうか。