-第54回-
タレント津田麻莉奈さん
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トゥザグローリーがつないだ競馬との縁
市丸:先ほど、学生時代は競馬をあまり知らなかったとのことでした。それから再び競馬に出会ったのは……。
津田: 2010年の5月に劇場でデビューして、歌って踊って、という日々が続きました。それで1年ほどたった2月に、インフルエンザだったのですが、高熱を出して寝込んでしまったんです。そのときに、すごくきれいなサラブレッドが走っていく夢を見たんです。ふっと起きて、「なんやったんや、あの夢」と思いながらテレビをつけると競馬中継をやっていました。ちょうどパドックで……、そのときはパドックも知りませんでしたけれど、馬が歩いていて、「あっ、これ夢で見た馬や!」と思ったのがトゥザグローリーでした。
市丸:なにか運命的ですね。2月のレースというと……。
津田: 2年前の京都記念でした。「びびびっ」ときて、「これは買わなくちゃいけない!」と思ったんです。それで、ケータイで「馬券 買い方」などと調べてその場でPATに加入しました。
市丸:即PATなら、口座さえあればすぐに加入して買えますからね。
津田: 馬券は「単勝」しかわからないので単勝を買ったのですが、それで勝っちゃったんですよ。すごい縁を感じましたね。
市丸:しかし、興味を持って見るだけではなく、馬券を買うところまでいくのはすごいですね。
津田: もう「買わなあかん!」と(笑)。それからは、新聞の読み方もわからないので独学で勉強したり、JRA-VANの情報で「こういう馬が出るんや」というのを見ながら、毎週、毎週、競馬を見ていました。ただ、土日はライブなので競馬場には行けないので、ネットで映像や結果を見て、という日々でしたね。
市丸:それから競馬のお仕事をするようになったのは?
津田: こういった話をブログに書いていたら、関係者の方の目にとまったようなんです。それでSDN48に競馬のお仕事がきたときに選抜に入れていただいて、それがきっかけでお仕事をするようになりました。
市丸:最初の競馬のお仕事は、どのようなものだったのですか?
津田: 最初はダービーWeekのキャンペーンガールでした。その後コラムや対談の仕事をさせていただいたあと、2年前のジャパンCのときにパドックでライブをさせていただきました。もう、夢みたいでしたね。前の日にもリハーサルで行かせていただいて、みんなは「ちょっと馬のにおいするなあ」くらいに入っていったのですが、わたしとか、競馬をやっていた近藤さや香さんは「え、パドック入っていいの?」と。あと、騎手の控え室で「ここ、ジョッキー座ったかも!?」とか言って座布団のにおいをかいで怒られたりしていました(笑)。
市丸:SDN48は昨年の春に全員が卒業という形になりましたが、津田さんは卒業されてからも競馬のお仕事をたくさんされていますね。
津田: 本当にありがたいですね。
市丸:「JRA2連福で津田麻莉奈に挑戦!」というのは……。
津田: 「オープン型レーシングセミナー」で開催されたイベントでした。予想の的中ポイントが多かった方に指定席などが当たるイベントだったのですが、わたしのファンの方が優勝したんですよ。
市丸:そうでしたか! すばらしいですね。
津田: びっくりしました。みなさん、いつの間にかわたしより馬券上手になられて(笑)。最初は競馬を全然知らずにセミナーに来てくださっていた方も多かったのですが、みなさん一緒に競馬を勉強してくれて、そのうち「友達と一緒に競馬場に行った」とか「競馬にはまっちゃった」と聞くようになって、やってて良かったな、と思いました。