-第12回-
タレント 安田和博さん
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初めて行った京都競馬場で帰りは夜行バスに乗る羽目に
市丸: 本格的に競馬を見るようになったキッカケを教えてください。
安田: その菊花賞後はたまに買う程度だったんですが、ナリタブライアンとマヤノトップガンの阪神大賞典(96年)を見まして。
市丸: はいはい、すごいレースがありましたね。1・2着がアタマ差で2・3着は9馬身差でした。
安田: あのときも新宿ウインズ行って、家に帰ってテレビで見て、すごい感動したんですよ。じゃあちょっと天皇賞(春)を見に行こうかと思い立って、当時付き合ってた彼女と一緒に淀(よど)に行きました。
市丸: ナリタブライアンを見に?
安田: はい、ナリタブライアンを応援しに。で、そのとき初めて朝から競馬場に滞在して1レースから買ったんですが、全然当たらなかったんです。でも、まあいいと。ナリタブライアンとマヤノトップガンの一点(馬連2.0倍)を買えば、絶対に大丈夫だからって。同じような感じですよ、さっきの菊花賞と。
市丸: 4角で2頭が抜け出したのに、最後はサクラローレルが差し切っちゃった…(笑)。
安田: 帰りは新幹線代がなくなって、初めて夜行バスで帰ってきました。
市丸: 夜行バスで!? それで二度とやるか! みたいな感じになったんですか?
安田: はい(笑)。その後、今のように本格的にやるようになったのは30歳過ぎくらいからです。雑誌でお世話になってた編集者の人が競馬好きで、「今度競馬一緒に行こうよ」みたいな話しになって。府中競馬場に一回連れてってもらったんですよ。
市丸: 本格デビューは割と遅かったんですね。
安田: 当時は新宿のウインズで買うのが普通だったんで、当時千円単位だったでしょう。だから、1レースから行ってるにもかかわらず、千円単位でバンバン買ったんです。
市丸: それまでは重賞だけ買ってたから、その感覚だったわけですね。
安田: そしたら、またまた全然当たんなくて。一回金を下ろしに行って、それでも当たらなくて、なんだこれ、競馬って全然当たんないじゃんって。11レースまで一回も当たんなくて。でも、当然ですよね、知らないですし。ところが、たまたま最終レースで万馬券が当たって、半分くらいですけど返ってきたんです。負けは負けなんですが、返ってきたことで、すごい得した気分になって(笑)。
市丸: なるほど。
安田: じゃあもう毎週連れてってください、と。それから行くようになったんですよ。日曜は仕事が入ることが多かったんでほぼ土曜日ですけど、毎週行くようになりました。
市丸: 当時の予想方法とかはどんな感じだったんですか?
安田: その編集者の人が血統がどうこうとかずっーと言ってたんですよ。じゃあそうなのかなあと血統を予想方法にし始めました。競馬ってレース間隔が30分ありますよね。詳しくないころは、その30分がすごい退屈だったんですけど、血統を考え始めて今日はどの傾向が来てるとか調べ始めると、30分なんかあっという間に過ぎちゃう。これでだいぶ楽しくなってきて、パソコン買って、ホームページでつくってみようとか思ったら、どんどん凝り出してハマっていったんです。