私の競馬はチョット新しい

-第04回-
中央競馬騎手 松岡正海さん


(1/6)
「日々頑張っていこう」という気持ちはデビュー時から変わらない

市丸: まずは最近のことからうかがいたいのですが……。先週は私も阪神に行っていたのですが、桜花賞(ツーデイズノーチス)に騎乗されていましたね。

松岡: ものすごく最近の話ですね(笑)。少し期待していたのですけれど、2走ぼけもあったかと思いますし(13着)、もうちょっと走れる馬だと思いますよ。

市丸: その後の11、12レースと連続2着でしたが、実は最終レースで1着-3着の馬券を持っていて(笑)。

松岡: いやあ、すみません(笑)。

市丸: ちょうどあとひとつで300勝という区切りですが(4月18日中山7R・ヒカリマーガレットで達成)、そのあたりの意識とかはありましたか?

松岡: 300勝といっても、これでやめるわけでもないですし、節目はまあ500勝とか1000勝とか……。

市丸: では、(来場者の多い)G1の日に決めてやろうとかいうのもなく?

松岡: いやあ、あまりなかったですね。阪神で決めちゃうと(表彰式でもらえるターフィーの)人形を持って帰るの大変だし、ちょうど良かったかもしれません(笑)。


市丸: デビューされたのは2003年ということで。

松岡: 6年になりますね。

市丸: デビューのころと比べると、いろいろなところで違ってきたという感じがあると思うのですけれど……。

松岡: いや、そうでもないですよ。日々頑張っていこう、という気持ちは変わらないですし、特に「ここまで来た」というものもないですから。

市丸: 最初は前田厩舎の所属でデビューされましたよね。それで2005年に先生がお亡くなりになられて、今は相沢厩舎に所属されていますが、このあたりで転機のようなものは?

松岡: (前田)先生はずっと具合を悪くされていて、覚悟のようなものはありましたので……。とても悲しかったですけれど、それで心境が変化したとか、そういうことはなかったですね。

市丸: これまで、特に愛着のあった馬などはいましたか?

松岡: もう引退してしまいましけれど、オンワードマルタがすごい好きで、もう毎日乗っていましたね。

市丸: ええと、デビューされた年の4月26日に初出走で、2着、1着と。

松岡: 赤白帽(競馬学校生)のころから乗っていたので、ある程度は自分で作った馬という意識もありましたし、逆に競馬ではいろいろと教えてもらいました。馬主さんにも本当にお世話になって、下手くそだったのにずっと乗せていただきました。

市丸: かなりレースを重ねていましたよね。ほとんど休むことなく47戦。

松岡: よく頑張りました。もうお母さんになっていて、この前クロフネの子供が生まれたそうです。楽しみですよね、乗りたいです。