私の競馬はチョット新しい

-特別編-
中央競馬騎手 藤田菜七子さん


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自分の精一杯を出せた競馬学校の入学試験

市丸:それでは、本日はよろしくお願いします。

藤田:よろしくお願いします。

市丸:小学校6年生のときにはじめてテレビで競馬中継を見たそうですね。

藤田:小さいころから動物は好きで、馬も「かわいいな」とは思っていました。ただ、競馬をはじめて見たときに「馬ってこんなにかっこいいんだ」とか「自分も乗ってみたいな」と思って、それがきっかけで乗馬を始めました。

市丸:そのころは空手を習っていたそうですが、そこからいきなり乗馬というのは……。

藤田:両親の理解があって、「やりたいならやってみたらいいんじゃないか」と、ずっと送り迎えをしてくれましたし、そういう支えがあったからこそ、できたことだと思います。

市丸:小6から中3までの4年間、美浦の乗馬苑に通われたそうですが、ご出身の守谷市から美浦というとけっこう距離は離れていますね。

藤田:両親の支えがなければ騎手になることもなかったと思いますので、とても感謝しています。

市丸:中学では剣道もされていたそうですが、同時に乗馬もというのは大変では……。

藤田:最初、小6と中1の2年間は土日に通っていましたが、楽しみで仕方なかったですね。土日に馬に乗るために、平日に小学校、中学校へ通っていました(笑)。

市丸:そうでしたか(笑)。それから、プロの騎手を目指すジュニアチームに入られました。驚くのが、週に5日も美浦へ通って練習を続けられたということで……。



藤田:ずっと連れて行ってもらって……。感謝しないといけないですね。

市丸:同期には菊沢一樹騎手もいたそうですが、もう最初から騎手を目指すという気持ちは変わらずに?

藤田:そうですね、ずっと変わらなかったです。

市丸:競馬学校を受験されたとき、自信は?

藤田:ありませんでしたけど、自分の精一杯は出せましたので、これで落ちたら諦めようと思っていました。

市丸:合格したのを知ったときは?

藤田:もう信じられなくて、間違いじゃないかなと(笑)。

市丸:菊沢一樹騎手も一緒に合格されて……。

藤田:不安もありましたけれど、知っている人がいるのは心強かったですね。