-第53回-
動画投稿の達人 MEGWINさん
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毎日投稿して巨大なコメディーアーカイブを
市丸:動画の話に戻りますが、 カラ競馬場には朝、一番乗りされたそうですね。
MEGWIN:「なんかわからないから早く行こう」と思ったら 早く行きすぎてしまって「誰もいねえなあ……」と。
市丸:しかし、すごい広いですね。
MEGWIN:広かったですねえ。 エプソム競馬場にも行ったのですが、 競馬場のまわりで乗馬をしていると 開催日じゃなければ競馬場に入っていけるんですね。 開催日以外は「こんなんなんだ」と思いました。
市丸:乗馬もされるのですね。
MEGWIN:エンデュランス競技に出たこともあります。
市丸:すごい長い距離をずっと走るという……。
MEGWIN:ビギナーなので20キロとかですけれど。
市丸:もう、乗馬の腕前のほうはかなり?
MEGWIN:ちゃんと習ったことはないんですよ。 就職したところとは別の牧場で、 「働くんで乗せてください」と 毎年1カ月くらい行って、ほぼ自己流でやっています。
市丸:基本的に御すことはできるのですね。
MEGWIN:がんばればギャロップもいけるくらいです。 それで、どこかに行ったときには 必ず乗馬をしているのですが 「走りたい」と言っても 「お前、足を折って帰ることになるぞ」 などと言われて走らせてくれません(笑)。
市丸:留学されていたときは、 毎日あちらで動画を作成されていたのですね。
MEGWIN:やってましたね。 アイルランドはネット回線が遅くてびっくりしました。 6KB(毎秒)とか、 僕の動画はだいたい200MBくらいあるので 「これは……」と(笑)。 ただ、学校に行くと 100KB(毎秒)くらい出るんですよ。 それで(投稿のために)朝から晩まで学校にいたら 「日本人ですげぇ勉強家がいる」 みたいになっていました(笑)。 朝一に乗り込んで最後に帰るという 模範生のようでしたね。
市丸:05年から毎日動画をこつこつ投稿されて、 11年には会社を立ち上げられました。 また、今度は本も出されるそうですね。
MEGWIN:「YouTubeで小さく稼ぐ(大和書房)」という本が 5月22日に発売されます。
市丸:どのような本なのか、簡単に紹介いただけますか?
MEGWIN:世界中から毎日多くの動画が投稿される中で、 自分の動画に注目してもらうための コツやポイントなどをまとめた本になっています。
市丸:最初に投稿されたときに、 会社を立ち上げ、本を出すといった、 ここまで至るビジョンのようなものはあったのでしょうか?
MEGWIN:ありました。 当時はブログがはやっていて、文字中心のところに やっと画像が出てきたところだったんです。 これを超えるためになにをすればいいかとなったとき、 「動画しかないよね」と。
市丸:だから、ブログと同じように毎日投稿なんですね。
MEGWIN:ブログは皆さん毎日書かれてますから、 ぼくも動画を毎日死ぬまでやって、 死んだときにひとつの作品ができあがるような、 90歳のときに30歳の自分を振り返れるような、 巨大なコメディーアーカイブが完成したら これは名を刻めるぞ、と思いました。
市丸:すごいですねえ……。 05年ですから8年前から毎日ですよね。 これまで投稿した動画の中で、 人気のある動画にはどんなものがありますか?
MEGWIN:ワニに噛まれるおもちゃをパワーアップして 歯に画鋲をつけてもっと痛くしたやつに 自分が噛まれる、というのが人気がありますね。 海外の方でもわかりやすくて「日本人すげぇ」と(笑)。
市丸:話を聞いているだけで痛そうです(笑)。