-第49回-
中央競馬騎手浜中俊さん
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JRA-VAN iPhoneアプリでレース動画をチェック
市丸:これから海外に出ていこう、というお考えなどはお持ちですか?
浜中:今はまだないですね。もちろん海外へ行けば刺激を受けたり、学べることも多いのでしょうが、まだ海外の「か」の字もわからない自分が出て行っても「行ってきました」というだけになってしまうと思います。また、ジョッキーは競馬に乗らなければうまくなりませんし、決して日本の技術が低いわけでもありませんので、今はそこで技術を磨いていくことが最善ではないかと考えています。
市丸:ご自身が手綱を取られている馬で海外遠征というのは……。
浜中:自分が乗っていた馬であれば、日本馬が海外遠征をするときにも乗りたいという気持ちはあります。ただ、何ヶ月かの武者修行を、ということはないですね。
市丸:今年はまだ始まったばかりですが、既に重賞(シンザン記念、取材後に京都牝馬S)も勝たれていますし、まずはG1ということになりますか。
浜中:そうですね。ぜひG1は獲りたいと思っています。
市丸:そして2年連続のリーディングも……。
浜中:G1が一番の目標になりますが、成績は維持してこそ本物だと思いますので、「一発屋」にならないよう、今年もリーディングを獲りたいという気持ちも、もちろん持っています。
市丸:では、JRA-VANについてうかがいたいと思います。浜中さんはふだんから良く利用されているのでしょうか?
浜中:良く利用していますよ。昨日も夜中まで見ていましたよ。特にレース動画はかなり多く見ますね。
市丸:ご利用されているのは……。
浜中:iPhoneです。このインタビューは、iPhoneでも見られるのですか?
市丸:すみません、iPhoneアプリでだけは見られないんです。ケータイやパソコン、Androidでは見られますし、iPhoneでもブラウザでパソコン用のサイトを見ていただければ……。
浜中:では、嫁さんので見るようにします(笑)。
市丸:ありがとうございます(笑)。一番良く見られるのはレース動画ということですか?
浜中:そうですね。テン乗りのときなどは特に、過去のレースはしっかり見るようにしています。その馬がどういう競馬をしてきたのか、たとえば前回は1200mでこんな競馬をしていたけれど、今回は1600mだからこう乗ってみたらいいかな、と考えたりしますね。ほかに、馬ごみでも大丈夫なのか、どのくらいの扶助で動いているのか。かなり細かいところまで見ています。競馬オタクなんですよ(笑)。
市丸:もう競馬ならずっと見ていても飽きないという(笑)。
浜中:競馬だけは飽きないですね。レースにかぎらず、競馬ならどういう番組でも飽きることはないです。
市丸:オフの日などは競馬からなるべく離れる方もいらっしゃいます。
浜中:そういう方もいらっしゃいますね。ただ、自分は競馬週刊誌を読んだり、先週乗ったレースをJRA-VANで見たりして過ごしています。
市丸:ここをこう乗ればもっと良かった、などという復習も……。
浜中:復習もします。また、会心のレースがあれば20回、30回と見て自分に酔いしれています(笑)。
市丸:ほかにも、たとえば木曜に出走馬が確定した際に、騎乗馬をチェックされたりは……。
浜中:はい、騎手ごとに騎乗馬の一覧が出ますので、それも見ています。事前にある程度はわかっているのですが、除外などもありますので、JRA-VANで確認するようにしています。
市丸:iPhoneアプリを使われていて、もう少しこういう機能やコンテンツがあれば、といった要望はありますか?
浜中:自分は動画だけでも見られれば十分です(笑)。ただ、このインタビューや、あと競走馬にある、その馬のニュース一覧と同じものが、騎手にもあるといいですね。
市丸:貴重なご意見、ありがとうございます。さて、最後になりますが、今年の目標はG1制覇とうかがっておりますので、そこへ向けた意気込みなどお聞かせ願えますでしょうか。
浜中:今年はいままでの騎手生活で一番、自分に求めるものが多い年だと思いますし、また求めるレベルも高くなった勝負の年になりますので、頑張っていきたいと思います。
市丸:本日はありがとうございました。