私の競馬はチョット新しい

-第26回-
日本棋院棋士 高尾紳路さん


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意外によく当たる誕生日馬券

市丸:師匠(故・藤沢秀行名誉棋聖)ともよく一緒に競馬を見られていたそうですね。

高尾:長く競馬の話をしたことはなかったのですけれど、確か25歳くらいのとき、「いつも土曜は東京競馬場の3x番柱の下の席に座ってるから」と電話があったんです。それでもしばらく行かなかったのですが、周囲から「それは行ってあげるべきだ」と言われて一度ご一緒したら、今度は「おまえ、来週は来られるのか?」とおっしゃるのです。以来、東京開催がある土曜の午前は、師匠と競馬をするのがお決まりになっていました。

市丸:日曜は行かれなかったのですか?

高尾:師匠が土曜のほうが空いていて好きだということで。


市丸:一般席ですか?

高尾:ええ。70歳近くになるまで、9時の開門に並んで若い者と一緒にダッシュしていたらしいです。それで一度転んで「あれ、危ないんだよな」と(笑)。

市丸:師匠の競馬はどんな感じでしたか?

高尾:すごく分厚いというか、線が太いというか、わたしには真似できない買い方をされていましたね。馬連で20倍くらいのところを1点、2点、5000円ずつとかで。

市丸:高尾さんご自身はいかがですか? 以前、馬連や馬単が得意だと拝見しましたが……。

高尾:得意な馬券なんてないですけど(笑)。でも馬連、馬単、ワイドあたりが多いですね。3連複とか3連単は、たまに欲張って買っては後悔している感じです。ただ、どうせ3連単とか買っても外れるだろうと馬連4頭ボックスで買うと、そのうち3頭がまとめて来てしまったり、難しいですね。

市丸:JRA-VANの活用法などはまた後ほどうかがいますが、基本的には「どの馬が強いか」という視点ですか?

高尾:そうですね。あとは競馬場の適性とか展開とか……、誕生日馬券もよく買います。10月26日なので、10と2と6で。「競馬場の達人」のときは最後まで来ませんでしたけれど、今日は3レースで2-10のワイド(1560円)が来たり、さっきの障害も10番でしたが、結構来るんですよ。枠も真ん中から内くらいですし、ゲートも偶数番で後入れになるので良い、という話をうかがったことがありますね。

市丸:そう言われると確かに良い枠ですよね。