-第22回-
オリオンファーム場長 三浦啓一さん
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記憶力がわりにJRA-VANを活用
市丸:ホームページを拝見すると、2009年生産馬、2010年生産馬と掲載されていますが、これからデビューする中で、期待馬といいますか、これ、という馬を教えていただけますか?
三浦:2歳ですと、ブライアンズタイムの妹(ゴールドデイ)にディープインパクトをつけたウインルキアという馬の具合が良いそうで、デビューを楽しみにしています。ゲート試験が終わって一度放牧に出て、もう帰ってくるようですね(※取材後に栗東・角居勝彦厩舎へ帰厩、デビューへ向け調整中)。
市丸:1歳はいかがでしょう?
三浦:アポロドルチェの全弟がいて、今はほかの育成場にいるのですけれど、短いところで良さそうな体をしていましたね。あと、その下の当歳牝馬(父アドマイヤムーン)も夏のセレクトセールで買っていただけました。
市丸:今後の目標はどんなところに置かれていますか?
三浦:月並みですけれど、走る馬を作りたいですよね。グレードレース、G1に出ていく馬、勝てる馬を。そして勝てたら今度はシンガポール航空国際C出走を。普通、こういうのは凱旋門賞とか言うんでしょうけれど(笑)。
市丸:でも、シンガポール一度行きましたが、華やかでいいですよね。ぜひそこで勝っていただいて、凱旋門賞はその後で(笑)。最後にJRA-VANについてもうかがいたいのですが、三浦さんはJRA-VANができる以前からパソコン通信もされていましたよね?
三浦:そうですね。こういった分野には興味があって、最近でも5件の生産牧場が共同で競走馬の管理システムを作ったりしています(「メイプル・V・アライアンス」)。
市丸:そんな中で、JRA-VANはどのように活用されているのですか?
三浦:記憶力勝負の競馬で、記憶力のないわたしが、記憶力がわりに利用させていただいています(笑)。
市丸:なるほど(笑)。サービスとしてはケータイとかJRA-VAN NEXTとかありますが……。
三浦:主にNEXTとケータイですね。以前、ターゲットもインストールしてみたこともあったのですが、馬券検討が主ではないので、ここまでは必要ないな、と。
市丸:そうすると、パソコンではNEXTということですね。
三浦:そうですね。基本的には勝負服を出した状態で出馬表を見ながら、レースの中継を見ています。それで勝ったのはどこの馬だろうとか、血統がどんな馬なのかとか。
市丸:「My注目馬」に登録されたりはしていますか?
三浦:ええ、利用しています。馬主ですと(レースの出走時などに)先生から連絡をいただけますが、生産者までというのはあまりないので、これで確認しています。登録していると出馬表で自分の馬が赤くなりますからね。それで応援馬券を買ったりもするのですが、収支を見ると悲しいことになっていたり(笑)。
市丸:ケータイのほうはいかがでしょう?
三浦:ケータイも注目馬にしておくとメールが届くので、利用させていただいています。また、外に出ていてテレビで見られないときは、自分の馬の結果を見たりもしていますね。
市丸:そうですか。それでは、本日はありがとうございました。今後ますますの活躍を期待しております。