-第18回-
タレント 田中裕二さん(爆笑問題)
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競馬を長くやっていると、どの馬が勝つパターンも想定できる
市丸: 宝塚記念の予想はこれからなさるのですか?
田中: ええ、結構難しいですよね。
市丸: なにか現時点で気になる穴馬などは……。
田中: 実はナムラクレセントを前から追いかけていて……。小倉の未勝利戦(08年1月26日、第3レース)をたまたま家で見ていたのですけれど、人気なのに離れた後ろからの競馬になって「ダメダメじゃん」と思っていたら、めちゃくちゃな競馬をして勝ったんです。「こいつ、もしかしたらすげえ強いかもしれない」とインプットされて、いずれG1を勝っちゃったりするのかな、と思ったら、菊花賞に間に合って本命にしたら(9番人気)3着とか。あまり追いかけるのは好きではないのですが、こうなってしまうと、ここで切ってもし来たら超くやしいじゃないですか(笑)。ですから、このナムラクレセントをどうようかとか、ジャガーメイルも出てくるし……、いろいろ明日まで考えます。
市丸: ドリームジャーニーあたりは一頓挫があって少し人気を落としそうですね。
田中: ドリームジャーニーは(グランプリ3勝、有馬記念2勝の)グラスワンダーパターンというか。宝塚記念2勝なら逆になりますよね。あとグラスワンダーといえば、スペシャルウィークに勝った宝塚記念がとても強かったですが、今度は産駒のセイウンワンダー(父グラスワンダー)とブエナビスタ(父スペシャルウィーク)の対決で、ブエナビスタのリベンジがあるのか、それとも血は争えなくてやっぱりセイウンワンダー1着というのも……。競馬を長くやっていると、そういうことまで考えちゃう。嫌ですよね(笑)。
市丸: 予想の引き出しをそれだけたくさん持ってられる、ということですね。
田中: でも、いろいろなパターンを知りすぎて「予想できます?」みたいな(笑)。フルゲート18頭で、どの馬が勝つパターンも想定できるんですよ。過去に似たような例がありますから。市丸さんもそうでしょうけれど、「こういうタイプで勝った馬いるじゃん」とか考えはじめると、だんだん切る馬がいなくなる、切れなくなる、その闘いがヒドいですね(笑)。
市丸: わたしは、そういうことを考えるとキリがないので「数字」を使うようになりましたね。
田中: 職業にされる方は、スタンスが血統だよ、とか、展開だよ、とか、決めていかないと厳しいですよね。
市丸: 毎回違うことを言っていると、討論とかになるとダメですし、突っ込まれますから。競馬とのつきあいに話は戻りますが、トウカイテイオー以降も途切れなく続いたのですか?
田中: そうですね。それからナリタブライアン、グラスワンダー……。そういうスターホースも大好きですし、有名じゃない馬でも穴馬探しも同時に毎週のようにやって、非常に楽しく競馬人生を送っています(笑)。